慶應義塾大学 井上浩義 教授インタビュー

EH株式会社(エクセルヒューマン)では、業界の垣根を越えた連携による商品開発に取り組んでまいりました。このサイトでは、EH株式会社とともに商品の研究開発を行っている様々な大学の研究機関を、現役の学生であり、その大学の学生であるミスコンテスト受賞者が訪ね、産学連携の取り組みとそうして生まれていった商品についてご紹介します。

井上教授:今日は楽しく、皆さんとお話しできればなと思っております。では自己紹介から始めていきましょう。

小川:慶應義塾大学経済学部4年の小川真実子と申します。

中川:法学部政治学科の中川安奈と申します。

松代:法学部法律学科3年の松代杏奈と申します。

千須和:法学部政治学科3年の千須和侑里子と申します。

井上教授:よろしくお願いいたします。私は井上浩義と申します。君らのお父さんより年上ですねきっと。

一同:え〜!それはないです!

井上教授:ありがとうございます(笑)私は福岡にある九州大学出身です。正門の目の前に家があったので、そのまま九州大学に行きました。(笑)
九州の久留米大学医学部の教授をやっていたのですけど、慶應に誘われてこっちに来ました。

井上教授:私たちは、医学部の医者を育てればいいのですね。でもね、なかなかこれが難しい。というのも、医者が仕事をやっているだけでは国の医療が成り立たたなくなっているのが現状。今年は去年に比べると医療費が3%伸び、40兆円超えちゃっているのです。昨年の国の税収が50兆円ですから、医療費がもういっぱいいっぱいなのです。だから1番国がお金をかけないといけない介護とか、在宅支援にお金がかけられない状態なのです。40兆円も出しているのに、1兆5000億円くらいしか、介護とか在宅支援にお金が出せていないのです。でも、本当に困ってるってそういうのですよね。例えば皆さんのお爺様やお婆様がお倒れになった時、都内ならいろんな施設がありますけど、地方だったらそういう施設もあまりないわけです。そういう時、国の支援が必要になるわけですけど、家族が支えないといけなくて、とても困ってらっしゃる。さらに介護士さんとかヘルパーさんの離職率もどんどん上がっています。お給料が安いから。基準介護料が安いんです。本当はこういうところにお金をかけないといけないのに。
例えば薬剤費。薬の値段だけで今10兆円くらいとってるんです。ですからそういうところを抑制しないといけない。
なので、今我々が必要としているのは、最先端の医療とか、本当に必要なところにお金をかけて、普通のちょっとした風邪とか腰痛とかに対してはコストを下げていって、医療費総額を上げずに、医療の質を上げていくことです。そのためには、予防医療に力を入れていこうと、取り組んでいます。

井上教授:予防医療の柱は2つ。食と運動です。運動の方は医学部ではなかなか難しいんですけど、食の方なら我々も指導できるので、食の方でなんとか改善できないかという思いでいます。で、いろいろな催し物を開催し、生活習慣の改善を促したりしています。その1つして、機能性食品というものを出し、少しでも良いものを届けようとしているわけです。例えばこれ、BBC、イギリスの国営放送に出てきた一卵性双生児の双子の写真。でもこれ、ちょっと違うでしょ。

中川:本当だ

千須和:歯も違いますね

井上教授:この方々、生活水準も遺伝子も全部一緒なのにこれだけ違うのは、皆さんから向かって左側の方はタバコを吸うんです。

松代:こんなに変わるんですね……!

井上教授:タバコだけでこんなに変わるんです。だから、生活習慣って1つ何かを変えるだけで、暮らしって変わっていくんです。健康も変わっていくんですね。今出したタバコっていうキーワードで行くと、癌で1番増えているのは肺がんなんです。で、死亡率が1番高い癌も肺がんなんです。昔は肺がんなんてとっても少なくて、癌のうちに入らなかったんですけど、こうしてやっぱりタバコや空気の環境で変わってくるんです。なので、生活習慣を変えるだけで大きく健康のあり方も変わってくるし、ということは、食べ物を変えれば大きく人間の体って変わってくるわけです。
で、レスベラトロールという物を我々は今回手がけております。ブドウの有効性、聞いたことないかもしれませんが、フレンチパラドックスというものがありまして。
脂肪をたくさん摂取すると死亡率って上がるんです。ヨーロッパの中で1番脂肪と摂らないのはポルトガルです。その次スペイン、そしてイタリア。逆にたくさん摂取する国がスウェーデン、そしてノルウェーなんです。このように綺麗な直線関係が描かれるのですが、そこから外れるのがフランスなんです。
この試験結果をフレンチパラドックスと呼びます。フランスの人はたくさん脂肪と摂取するのに、心臓や血管の病気で亡くなる率が低いんです。この原因として食生活の中でたくさん摂取されるワインが注目されたのです。

一同:へ〜!

井上教授:アルコール分だけみるのであれば、ドイツの方が多いんです。アルコール摂取量。フランスより。でも、フランスはヨーロッパの中でアルコール類の中でワインの割合が非常に高い国なので、ワインの中に良い物質が含まれているのではないかということで研究が始まったんです。で、ワインの中で最も良い物質がレスベラトロールという物質だったわけです。
だからなかなか研究としてはダイナミックな部分からいって、ミクロに落とし込んだというおもしろい例なんですけれども。
このレスベラトロールというのは、調べたところ、2つ大きな特徴があって、1つは抗酸化機能があるという部分。酸化というのは体によくないんですけど、女性の場合で言えば、紫外線を浴びると活性酸素というものができ、それが体によくなかったりするんです。もう1つは、遺伝子に直接働くんです。レスベラトロールって。だから、薬とかは体の表面に効くものなんですけど、レスベラトロールは細胞の中に入って核の中にある遺伝子にまで働きかけることができる。これすごくないですか?普通の薬とは違う作用があるわけです。で、今これがどんな風に呼ばれているかというと、長寿遺伝子と呼ばれていて、ようするに寿命が長くなる。この2つの点で、フランス人は得をしているのではないかと言われています。ただまあ、日本人はね、ワイン・・・飲みますか?

千須和:はい…。笑

井上教授:あ、いいですね!

千須和:やっぱりワインはお酒の中でも体に良いのですか?

井上教授:お酒の中では良いですよ。やっぱり抗酸化物質が入っているという面ではワインは優れています。だから抗酸化物質というものを考えると赤ワインの方が良いんですよね。白ワインはやっぱり、結局ブドウの皮と種をとったものでしょ。でもこの皮の部分に抗酸化物質がたくさん入ってるんですよ。ですからそこを取ってしまうので、残念ながら赤ワインの方が体には良いんですよね。年をとると白ワインの方が美味しいんですけどね。(笑)

一同:へ〜!そうなんですね!

井上教授:まあ、好みの問題もありますけど、年代物の濃いワインだと、おじさんはきつい時があるんですよね。(笑)
でもまあ、先ほども言ったように抗酸化物質のことを考えると赤ワインの方がいい。でもワインってあまり飲む機会がなかったりするし、日本人の場合アルコール分解する酵素がほとんどない人が多いんですよね。近くにもいるでしょ?すぐ顔が赤くなる人。

小川:私も顔がすぐ赤くなってしまいます。

井上教授:それは無理して飲まない方が良いと思います。

小川:はい、わかりました。

井上教授:なので、日本人はアルコール分を多く摂取するのが難しいので、その中から良い物質だけを取ってつくった商品が今回の商品なんです。でもこれだけだったら普通にブドウから良いもの取ってきただけで技術がないじゃんってなってしまいますよね。だから、我々は国立医療研究所と協力して、栄養分の吸収率を普通のサプリなどと比べ100倍にまで上げたんです。ちょっとすごいでしょ?

一同:すごい!

井上教授:というのが今回の商品なんです。こういうものを使って、みなさんが健康になっていただき、あまり病気にかからない体をつくってもらいたいと思って薦めているわけです。慶應義塾大学にメリットあるの?と思われているかもしれませんが、売り上げの一部は慶應義塾大学にいっています。

松代:そうなんだ。

井上教授:ではそろそろ質疑応答の時間にしましょうか。何か質問はありますか?

中川:どんなブドウを使ってるんですか?ブルーベリーも使ってるんですか?

井上教授:今回は日本の巨峰を使っています。無農薬有機です。今時無農薬有機なんて当然でしょって思われるかもしれないけれど、フランスなんかは収穫の3ヶ月前に農薬を使うのはOKだったりするんです。でも、そうすると収穫するときに農薬が残っていたりするんです。だからもう、日本で我々が監視してちゃんと育てたものでないと、完全な無農薬って実現しなかったりします。なので山梨と福岡の畑を借りとって育てています。巨峰だけです。面白いでしょ。面白くないか。

一同:(笑)

松代:それはどこで買えるんですか?

井上教授:通販かな!

千須和:それを飲むと目は良くなりますか?

井上教授:えっとね、1番早く効果が見えるのはそうですね、目。あとは便通が良くなります。便秘解消。というのは、目とか腸は細胞の周期が早くて、だいたい2日に1回は細胞が変わるんです。

千須和:へ〜!!そうなんですね!

井上教授:なので、最終的には血圧が下がったり、血管にも効くんですが、血管は細胞の周期が遅いので、効果をその部分で実感してもらうには数ヶ月飲み続けていただかないとなかなか実感しないかもしれません。

千須和:なるほど。飲む期間によって健康に効く部分が変わってくるんですね!

井上教授:できれば一生飲んで欲しいくらい。長寿遺伝子とかって言っているのは、動物に与えて、動物が実際そうなってるんです。ネズミってどれくらい生きるか知ってますか?

千須和:え!ハムスターは2年半とかだから。。。。2年くらいですか?

井上教授:ハムスターより短いんです。実験用のラットとかだと2年くらいです。野ネズミは1年くらいですね。

千須和:長生きしそうなのに意外に短いんですね・・・。

井上教授:でもこのレスベラトロールをネズミに与え続けると、2年7ヶ月くらい生きるようになったんです!

一同:すごい!

井上教授:だからさすがに人間には試されてないんですけど、きっと飲み続けば、寿命は長くなると思ってます。これからですね。

千須和:女性にとって嬉しい効果はありますか?

井上教授:いい質問ですね。(笑)まずは血管が綺麗になってしなやかになる。つまり、確実に肌が綺麗になります。老廃物や二酸化炭素を早く引き上げる効果があるので、肌に良い影響をもたらすんです。あとはやっぱり酸化をおさえるということで、メラニンの酸化も抑制されるので、くすみや小皺が減ります。みなさん、肌のターンオーバーは26歳ですよ。

一同:うわー…。

井上教授:みなさんのお母さんくらいだと2年かかります、ターンオーバーまでに。皆さんだと個人歳あるんですけど数ヶ月でターンオーバーします。

中川:2年!?

井上教授:なので、これを飲めば、そういう美容の部分にも促進力があるので、効果があるわけです。便通もそうですし。

中川:先ほどから、先生はお肌がつるつるだなと思ったんですが、飲まれてるんですか?

井上教授:もちろん!6年前から。私は自分で体験する方なので。

千須和:若々しいんですが、サプリを飲む以外なにかされてることは?

井上教授:ほぼないですねー。運動もしてないし。ワインも白ワイン飲みますし。(笑)

一同:(笑)

千須和:じゃあやっぱりサプリのおかげなんですね!

井上教授:そうだね。あとは話が変わりますが、糖尿病の方はいらっしゃいますか?

中川:海外に住んでた時、定期的に注射打ってる人が結構いました。

井上教授:日本では予備軍も入れて全国で3000人なのに今では 2050万人にものぼるんです。その原因は暴飲暴食です。

千須和:どの程度の暴飲暴食だとそうなってしまうか、ラインが知りたいです。

井上教授:例えば今皆さんの体重が50キロだとすると2000〜2200カロリーが国の勧めるカロリー摂取量です。これを3000カロリー食べ続けるとか。

千須和:ありえるな…苦笑

井上教授:運動すればいいんですよ!体を動かしてれば問題はないんですけど。
ラーメン1杯だと600〜700キロあるんですけど・・・。だからそういう場合はスープ飲み切らなければいい。

小川:飲み切らなければいいんですね

中川:餃子とかも頼みがちですよね。。。

井上教授:餃子も頼むと1000カロリー超えちゃうわけです。そのあとの食事を抑えたりしないと摂取すべき理想のカロリー超えちゃいますよね。

千須和:気にすべきはカロリーの数字ですか?糖分とか気にすべき栄養素っていつくかあると思うんですけれども。

井上教授:カロリーですね。

井上教授:あとは糖尿病ってストレスと関係しています。

千須和:ストレス関係あるんですか?

中川:ストレスがあると、どう体が変わってくるんですか?

井上教授:膵臓からインシュリンが出てこなくなるんです。要するにストレスは体に炎症を起こすんです。

中川:肌荒れとかですか?

井上教授:血管が主ですね。過度のストレスがかかってくると。

中川:ストレスからフリーになるってどういう状態ですか?先生はあまりストレスないですか?

井上教授:今は誰からも文句いわれることないからないかもねー。

一同:いいなー

井上教授:教師はアルツハイマーが多かったりするんですよ。

中川:どうして?

井上教授:教師って誰からでも相手にされるじゃん。嫌な奴でも。

中川:あー質問とかはありますもんね。

井上教授:そうそう。単位のためにとか。だけど、退職したらそれほど人と話さないんだよね。

中川:趣味でずっとお話しする側でいればいいんじゃないですか。

井上教授:需要がないんだよね。人間ってやっぱり旬があるから。旬を過ぎると、お呼びがかからない。皆さんも旬をうまく使ってね。

中川:でも、今日お勧めくださったサプリを飲めばずっと旬でいられますね!

井上教授:素晴らしいまとめ方だね!(笑)

一同:(笑)